お知らせ
特定疾患管理料から生活習慣病管理料Ⅱへの移行について
糖尿病、高血圧、脂質異常症で通院中の患者さんへ
厚生労働省による診療報酬の改定にともない、2024年6月より、これまでの「特定疾患療養管理料」の対象疾患から一部の慢性疾患が除外となり、個人に応じた療養計画に基づき総合的な治療管理を行う「生活習慣病管理料」へ移行することとなりました。
当院では「生活習慣病管理料Ⅱ」を算定しますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
対象の疾患は「糖尿病」「高血圧症」「脂質異常症」の3つです。
ただし、インスリンやGLP-1受容体作動薬を使用されている方や、他の慢性疾患が主病名となる方は対象となりません。
対象の患者さんには、担当医が個々に応じた目標設定、血圧や体重、食事、運動に関する具体的な指導内容、検査結果を記載した「療養計画書」を作成し、ご説明いたします。初回のみ計画書へ患者さんの署名(サイン)をいただく必要がありますので、ご協力をお願いします。
<よくあるご質問>
●なぜ変わるのですか?
2年に1度の診療報酬改定により、上記3疾患については、より専門的・総合的な治療管理を行う「生活習慣病管理料」へ移行するように厚生労働省から指示があったためです。
●医療費の窓口負担は変わりますか?
「生活習慣病管理料Ⅱ」に移行の場合、月1回(受診された月毎)の算定となり、患者さんの窓口負担はほとんど変更ありません。
※加算等で多少変更がある場合がございます。詳しくは受付・会計でお尋ねください。
●何が変わりますか?
効果的・効率的な疾病管理及び重症化予防のために、個々に応じた目標設定、血圧や体重、食事、運動に関する具体的な指導内容、検査結果を記載した「療養計画書」を作成します。初回のみですが、署名(サイン)をいただきます。
●指導はどのようなものですか?
生活習慣に関する総合的な治療管理を行う上での指導となります。個々の生活習慣(食事・飲酒・運動・喫煙・仕事・睡眠・休息等の状況)や検査結果を踏まえて、患者さんと一緒に生活上の問題点の抽出・目標設定をします。改善を要する生活習慣について療養計画書を用いて具体的な指導・助言をします。なお、療養計画は概ね3~4ヶ月ごとに見直しを行います。
医療法人生寿会 覚王山内科・在宅クリニック